越後ワイナリー/新潟県
豪雪地帯ならではの「雪室貯蔵」
越後で生まれた
オンリーワンのこだわりワイン
新潟越後の地で試行錯誤して誕生した上質のワイン。
「雪が育む、雪が守る、雪が醸す」その味わいは定評があり、2018年日本ワインコンクールで三種受賞。
本場フランス・ボルドーで学んだ技術を活かし日々挑戦し続けるワインは今後も注目です。
雪室貯蔵をメインとする
珍しいワイナリー
1975年、オーナーがフランス・ボルドーでぶどう栽培、醸造技術を学び、地域活性化のため、この地にワイナリーを誕生させました。
新潟県では最初にヨーロッパ式の垣根仕立てによるワイン専用品種の栽培を開始。「おいしいワインは良いぶどう品種から」を心がけ、自然にやさしい低農薬、有機農法を採用。健全で安全なぶどう造りを徹底しています。
冬には3メートル以上の雪に埋もれる越後の特徴を生かした「雪室貯蔵」は珍しく、ワイナリー見学はぜひおすすめです!雪室貯蔵を中心に考えた造りで雪室は、地上2階地下1階の高さがあり、その大きさは圧巻です。
雪を最大限に利用した環境の中、ワインを適温に守り続ける最高の状態で熟成が進み、自然の中で作られる優しい味わいのワインが楽しめます。
新潟ならでは
キレのある辛口ワイン
日本有数の米農家の地でもある新潟魚沼で栽培、醸造されるワイン。
真冬は1日の温度変化がほとんどなく微生物も活動せず、ワインの酸化がしにくい。そのため風味を損なうこともありません。
風味が生きる辛口のワインは人気があり、シーフードはもちろん、和食との組み合わせもおすすめです。
併設するワインレストラン「葡萄の花」は地元食材を使った多彩なメニューが用意されています。ワイナリー見学のお客様からは料理がおいしいと評判。ワインも飲み放題。ワイナリーでのレストランウェディングも好評です。
ワイナリーショップには自社醸造のワインがずらりと並んでいます。無料試飲コーナーはいつも人気。その他、ワインケーキや樽チョコ、八色しいたけの佃煮など特産品もおすすめです。ぜひ、立ち寄ってみてください。
日本酒で使われる
「雪氷室」システムを
ワイナリーで活用
開閉式の屋根から最大250トンにもなる積雪を雪氷室へ入れ込み貯蔵。雪室から直接つながる雪室貯蔵庫にその冷気を送るというシステム。
さらに隣の木樽が並ぶ熟成庫にも冷気が伝わります。初冬から春耕までに3メートル以上もの積雪がある豪雪地帯。そのため年間を通じて貯蔵庫は約5℃、フレンチオークを使った木樽に並ぶ熟成庫は約15℃をキープ。
機械を使わず雪を利用して貯蔵、熟成をさせる自然環境を最大限に生かした製法です。
米どころ魚沼が米の減反政策で陰りを見せた70年代、地域を活気づけたいと他の豪雪地帯からヒントを得て、雪を利用したワイン造りに挑戦。
オーナーのモットー、“地域活性化と環境に優しいワイン造り”が、越後ワイナリーをここまで成長させたのです。
生産者情報
- 生産事業者名
- 株式会社アグリコア 越後ワイナリー
- 生産者種別
- ワイン
- 代表者名
- 種村 芳正
- 住所
- 〒949-7302 新潟県南魚沼市浦佐5531-1
- 電話番号
- 025-777-5877
- 創業年
- 昭和50年(1975年)