源平酒造/福井県
「日本酒は料理と一緒になって楽しむもの」をモットーに、
創業から350年以上醸し続ける源平酒造株式会社
平家の優雅さを”甘味”に、源氏の荒武者ぶりを”辛味”に、源平の戦いを”ピン”と引き締まった味わいにと名付けられた源平酒造株式会社。名水百選にも選ばれた「御清水(おしょうず)」の透明感のある柔らかな口あたりを最大限に生かした『鳳凰源平純米吟醸』や『純米にごり 白日』、『SAKEカクテル Empress シャルドネ』などを醸しています。
江戸延宝元年から醸し続ける
「甘」「辛」「ピン」
三拍子が揃うお酒
福井県大野市に構える源平酒造株式会社の創業は、江戸延宝元年(1673年)。現在は酒造業のみですが、当時は漢方薬の販売も行っていました。大野土井藩時代に大野屋の出店を藩から受けて120石の酒類販売鑑札をもち、江戸時代には藩御用達酒「万寿屋の酒」として販売。大正11年度の酒造見込み石数は、前頭に位置する528石にも及びました。大正初期ごろの登録商標制度での登録漏れによって変銘にせまられ、「甘」「辛」「ピン」と三拍子揃った良質の酒を表現する「源平酒造株式会社」と改名。
平家の優雅さを甘味に、源氏の荒武者ぶりを辛味に、そして戦のようなピンと神経の引き締まりを感じさせる源平酒造のお酒を、源平盛衰の物語を思い浮かべながら、お楽しみください。
名水「御清水」と酒造好適米、
百名山「荒島岳」の麓が織りなす酒
福井市内から車で40分ほどの場所にある奥越前の大野市は、1000m級の山々に囲まれた盆地です。
市内中心部には、かつて殿様の御用水として使われ、環境庁の名水百選にも選ばれた「御清水」が湧き出しています。湧き水は御清水だけでなく、市内のいたるところで湧き出しています。大野市は一部の地域に簡易用水が通っているだけで、ほとんどの家が自前の井戸水を使う、全国的にもめずらしい名水の里です。この御清水の地下水を贅沢に仕込み水として使用し、酒造好適米五百万石を原料に、「甘」「辛」「ピン」三拍子の揃った味わいを生み出しています。
料理と一緒に楽しめる、
御清水を生かした日本酒やリキュール
源平酒造が掲げる創業当時からのこだわりは「日本酒は料理と一緒になって楽しむもの」。透明感のある、柔らかな口あたりが特長の仕込み水を最大限に生かし造り上げた、キレのよい淡麗辛口のお酒は、”料理を引き立てる味わい”と好評です。
軽快でドライな飲み心地の吟醸酒『鳳凰源平純米吟醸』、なめらかな醪(もろみ)が楽しめる純米にごり酒『純米にごり 白日』。シャルドネのリキュール『SAKEカクテル Empress シャルドネ』や梅酒、酒粕、おつまみにも最適な大野市ならではの煮物なども販売しています。
今後も、新商品やコラボレーション商品も手掛ける予定です。源平酒造の酒で、気心の知れた人との宴のひとときをお楽しみください。
生産者情報
- 生産事業者名
- 源平酒造株式会社
- 生産者種別
- 清酒
- 代表者名
- 萩原 敦士
- 住所
- 〒912-0026 福井県大野市要町1-33
- 電話番号
- 0779-66-5712
- 創業年
- 1673年(延宝元年)