ルミエール／山梨県

明治18年創業以来、130年以上の歴史がある山梨屈指の老舗ワイナリー。
明治の時代に西洋文化で盛んだった「葡萄酒」にいち早く着目し、国内に醸造所を誕生させました。

明治34年には花崗岩を使用した地下発酵槽、「石蔵発酵槽」と地下貯蔵庫が完成。
「本物のワインを造ることは本物のブドウを育てること」の理念のもと、自社農園を開拓し、創業からの教えを忠実に守り続けています。ぶどうの改良、ヨーロッパ品種の導入など、古くから様々な取り組みに励んできました。

その努力が結実され、皇室御用達にもなり、ルミエールワインの品格が確立されました。自社の農園の開拓、醸造技術の向上を常に目指し、最高品質へのこだわりは「ルミエール＝光」とい名の通り、これからもワイン文化に輝きをを与えてくれます。

1980年オーストリアで開かれたモンドセレクションで「カデット赤」が金賞を受賞。以降「カデット赤」は5年連続受賞。その後はコンクールの顔となるほどつねに金賞、銀賞を獲得。

自社HPでは「ワイン味わいチャート」公開されており、ルミエールワインの味がより分かりやすく図で表記されています。たくさんあるワインから、好みや料理、シチュエーションに合ったものが選べます。
代表的なワイン「シャトー・ルミエール」。赤はメルロやタナ、カベルネ、白はシャルドネとセミヨンが主体。重みのある辛口で飲みやすく誰からも好まれるワインです。

ワインと最高の相性となる「ルミエールワインベーコン」。山梨県産豚のバラ部位を赤ワインのたまりに3週間以上漬け込んだ風味豊かなベーコンです。フライパンでソテーすると贅沢な香りが漂います。ショップで販売している絶品の特産品も、ぜひお試しください。

3ヘクタールもの広大な自社農園では化学合成農薬、化学肥料は一切使わず、雑草を生かした「草生栽培」を徹底。
土づくりには人工的に耕さない「不耕起栽培」。
たくさんの動植物が生育し、自然な環境で栽培されたぶどうは生命力があり、ワインに醸造された時のおいしさは格別です。
夏は夕立ちや台風、収穫期の9月は秋雨の季節。高温多湿の環境の中、カビはぶどうの大敵です。そのため一房一房に傘をかけて丁寧な作業で生育を守ります。

醸造棟からはポンプをあえて使用せず、タンクからワインセラーまでの傾斜を活かして送り込む繊細なワイン造りが自慢。
自然の生育を活かしながらも手塩にかけた丁寧なぶどう造りにより最高品質の実が成ります。味も品質も安心していただけるワイン造りをモットーとする、ルミエール。
大切な方にこそ贈りたい、飲む人のことを大切に思って造られるワインがここにはあります。