太冠酒造／山梨県

山梨県の中でも南アルプス市は日本一の渓谷美を誇る名水のふるさとです。その伏流水を仕込水とし、最高峰の山田錦を酒米に使用しています。米の美味しい部分だけを残す精米歩合にこだわり、手を使って丁寧に洗米。手間暇かけて造られた「太冠 大吟醸」は全国新酒鑑評会で金賞を受賞し、その美味しさは幸福感を味わえる究極の銘酒と高い評価を受けています。

その銘酒を生み出した50代の蔵元と杜氏、そして蔵人たち。若きチームワークで数々の賞を受賞し、酒造りの新しいアイデアも盛んです。
有機栽培米へのこだわり、話題の非イオン水「πウォーター」を使用するなど健康面に配慮した酒造りにも積極的に取り組んでいます。
伝統や歴史だけに縛られない新しい感性の酒造り。小さな蔵とチームワークの良さからできるチャレンジは常に話題を呼んでいます。

ユニークな酒造りが注目される中、フルーツ王国山梨県の特産「シャインマスカット」を活かし、甘く香り高い果汁を純米酒にブレンドしたお酒が登場。
果実のフレッシュで濃厚な香りとさわやかな酸味、果実の甘みがマッチした飲みやすい純米酒仕込みのリキュールです。冷やしてそのままでも美味しいですし、ロックや炭酸で割るとまるでカクテルのような味わいが楽しめます。

地元南アルプス産の特産品ソルダムを純米酒に漬け込み熟成させた純米酒仕込みリキュール「ソルダム」もおすすめ。
スモモの品種でジューシーさと甘酸っぱさが特長のソルダム。フレッシュな香りと酸味がさわやかで赤味がかった色のリキュールです。果実の風味を活かすよう無濾過で造られているため果肉が少し残っているのも特長。ロックで飲むのがおすすめです。寒い季節はホットワインのように温めると風味豊かなソルダムの香りをより一層楽しめます。

日本酒が苦手な方や女性への贈り物に最適です。

蔵元は8年前から非農耕地を活用して、山梨県産の山田錦を栽培するプロジェクトをスタートしました。
県内の園児や小学生、若者たちと一緒に「食育」の一環として田植えや稲刈り体験を。3月の桃の節句にはそのお米から造った甘酒をプレゼント。子供たちが描いたラベルをお酒のボトルに貼り、子供たちから家族へプレゼントする企画も好評です。地元の人たちに日本酒についてもっと知ってもらいたいという想いから、地域の方々と様々な活動に参加しています。

さらに山梨県は東京から近く、「富士の国やまなし」として知られています。海外からの観光客も多いという特性を活用し、「もっと広い視野でPRが出来るのでは」と新しいアイデアを常に考えています。地域一丸となった酒造りから今後何が発信されるのか期待大です。