横濱ワイナリー／神奈川県

横濱ワイナリー株式会社は2017年、横浜初のクラフトワイン「ハマワイン」の醸造所として、横浜の海を臨む新山下に生まれた小さなワイナリー。
「和食に合うクラフトワイン」をコンセプトに、女性オーナーと従業員の手による力仕事と作業で、丁寧に醸している「みんなで紡ぐワイナリー」です。

ワイン造りに適したぶどうを選び抜き、できる限り科学的なものを使わず、大地にも人の身体にも負担のかからないワインを造り続けています。マイボトルの活用も推進し、環境問題への想いも発信。

ワイナリー見学や、併設されたショップ＆コミュニケーションスペース「.blue（ポイントブルー）」では、ワインの購入だけでなく、席での有料テイスティングも可能です。

ワイナリーにとって、ぶどうの味と旬にこだわるのは自然なこと。上質なワインを醸造するためには、生産者の思いが込められた選りすぐりのぶどうが不可欠です。

オーナー自らがぶどう農園に足を運んで農法や品質を見定め、納得した品種ごとに、様々な生産者と契約しています。
新鮮なぶどうを仕入れ、ワインに適した粒をより分け、丁寧に発酵。大切に育てられたぶどうに寄り添い、必要以上の手を加えず、ぶどう本来の香りや風味を引き出しています。ぶどうの持つ力をワインボトルの中でも生かすことで、フレッシュなぶどうの香りが生き続けるワインが生まれます。

時間と共に味や香りが少しずつ変化する、ぶどう本来の味と香りのワインをご堪能ください。

横濱ワイナリーは、横浜をワインの街にしたいと願っています。

ワイン造りを通して「食のものづくり」を体験し、日本の食の現状を知ってもらいたい。日本のぶどうで醸した「日本ワイン」のファンを増やしたいと想っています。

目標は、横浜の休眠耕作地で栽培したワイン用ぶどうを使い、横濱ワイナリーオリジナルの蔵出しワインを醸すこと。その一歩となる「横濱ヴィンヤード」は、海風が内陸まで届く緩やかな斜面にありますが、日照時間や昼夜の寒暖差、降水量は決してぶどう作りに最適の地ではありません。それでも、最新の知識とテクノロジーを用いながら、神奈川県でぶどう栽培をしている先駆者や、有志の苗オーナーと共に、ぶどう栽培に挑戦し続けます。