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新里酒造/沖縄県

創業173年、琉球時代から守り継がれてきた泡盛。
深い味わいが生み出される
沖縄最古の蔵元

琉球泡盛の守り人・新里酒造は、沖縄県沖縄市古謝に本社工場があります。
特に泡盛は熟成すればするほど旨みが凝縮され、深みがグッと増します。
沖縄最古の蔵元がお届けする古酒、泡盛好きな方への贈り物におすすめです。

焼酎の原点
泡盛とは……

沖縄県を代表とするお酒といえば、泡盛。
実は「泡盛」は日本(琉球)で初めて作られた蒸留酒。600年以上の古い歴史を持っているお酒です。
新里酒造は、琉球王朝時代の1846年に創業、沖縄県では最古の蔵元。
琉球王朝では、泡盛造りは首里の三箇(赤田、崎山、鳥堀)に住む30人のみという限られた人にしか許されず、ここで生まれた泡盛は遠く中国や日本への献上品として珍重されていました。

泡盛は日本の酒税法において、焼酎と同じジャンル(単式蒸留焼酎)に分類されています。しかし製法には違いがあり、原料が米(タイ米)、「黒麹菌」を使用し、一般的には二次仕込みをする焼酎に対し、泡盛は全麹仕込みという製法です。
泡盛は100年を超える古酒に育てられる酒造りを今の時代にもなお継承しています。

泡盛業界に革命をもたらした
新里酒造六代目

6代目にあたる現社長新里修一さんは研究者でもあり、平成元年に泡なし酵母「泡盛101号」を開発し、泡盛の生産性を飛躍的に向上させ業界に大きく貢献した人物です。

泡盛の製造過程の仕込みでは、原料の米を蒸したあとに種酵母を入れます。
ところが、従来の酵母を使用すると酵母が活動すればするほど泡がたち、容器からあふれ、作業員がつきっきりという悪循環に。泡をかき混ぜたり、仕込み量を減らしたりと大変な手間がかかっていたそうです。

そこで開発されたのが「泡なし酵母」。気泡に付着しない性質を利用することによって、泡の管理の繁雑さがなくなり、仕込みの量が増え、14日間発酵させていたもろみも12日間で蒸留できるように。さらにアルコールの生成が速いため、雑菌汚染の割合が低く、アルコールの取得量も増えるという成果が生まれました。
この飛躍的な生産性アップへ繋がった「泡なし酵母 泡盛101号」は現在県内ほとんどの酒造所で利用されています。

新里酒造のこれから。

泡盛はお客様の口に入って初めて評価されます。
これからも造り手として最大の努力を重ねるとともに常にお客さま第一主義を忘れず最新の技術と人の和で美味しい酒をつくり続けていくことがモットー。
また、新里酒造の取り組みとして、泡盛を女性にももっと気軽に楽しんでもらいたいという想いも。泡盛以外にも商品開発に力を入れています。
「シークヮーサー梅酒」「紅芋梅酒」「珈琲泡盛コーヒースピリッツ」をはじめ、泡盛製造過程で生成されるもろみ原液を使用した「もろみ酢」などもおすすめです。
沖縄最古の泡盛の蔵元でありながら、古き伝統を守りつつ、次世代を見据えて進化をしていく……新里酒造の「これから」も目が離せません。

生産者情報

生産事業者名
新里酒造株式会社
生産者種別
単式蒸留しょうちゅう(泡盛)
代表者名
新里 建二
住所
〒904-2161 沖縄県沖縄市古謝 3丁目22番8号
電話番号
098-939-5050
創業年
弘化3年(1846年)

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