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無手無冠/高知県

日本最後の清流・四万十川
美しい自然と素朴な真心に育まれたふるさとの地酒造り

高知県高岡郡四万十町は、日本最後の清流と謳われる四万十川で有名な町です。明治26年、その上流域の緑豊かな山間の地で酒造りを始めたのが「無手無冠」。社名の由来となる“冠におぼれず、飾らず、素朴な心を大切に、ひたすら自然を生かした地の酒造り”という想いを胸に、地元の文化や歴史とともに愛される酒づくりを目指しています。

四万十川自然郷づくりを目指して

四万十町は高知県の西南部の町で、東から西に流れる四万十川の中流域にあり、東南部は美しい土佐湾に面しています。土地の大半は林野が占めており、自然豊かで、日本最後の清流と謳われる四万十川を有しているのが最大の魅力です。

豊かな自然と水源に恵まれた土地であることから、古くから農業・漁業が栄えてきた四万十町。質の良い水で育まれた米を原料に造られる日本酒や焼酎は、非常にまろやかで飲みやすいのが特長です。

創業百十余年、無手無冠は人を愛し、大地を愛し、豊かな郷土資源を生かした地酒造りに徹しています。良い酒、美味しい酒、安心な酒造りのために、米づくりはもちろん、その米につかう肥料造りにもとことんこだわります。酒造りには欠かせない仕込み水、そして清酒に使用する酒米はすべて、四万十のきれいな水と豊かな大地の恵みに支えられています。いつも自然に感謝し、これからもできる限り環境に負荷をかけない酒造りを目指しています。

酒造りにおける三つのこだわり

“いいお酒・おいしいお酒・安心な酒造り”のために、米作りからこだわるのが無手無冠の酒造りです。
1つ目のこだわりは、「有機肥料を使用し、無農薬で育てる」こと。お酒は酒米が要。原料となるお米の質にとことんこだわります。無手無冠では、地元農家の方と共に有機肥料と紙マルチによる農薬を使わない米作りを行っています。手間を惜しまず、最後までこだわり抜く情熱が、おいしい酒米を育みます。
2つ目は、「環境にやさしい紙マルチ栽培」。田んぼ一面に紙を敷き、これに穴を開けて苗を植える栽培法で、除草農薬を使わず雑草防除ができ、環境にやさしい稲作が可能となります。紙マルチは、「紙」でできている植物性であることから、最後には水に溶けて土に戻ります。
3つ目は、有機肥料に「栗焼酎の搾りかす」を使用していること。田んぼに撒く有機肥料に、「栗焼酎」の製造過程で生じた「搾りかす」を有効利用。循環型農業としての役割も果たしています。また、その成分バランスを補うために加える有機の「ぼかし肥料」も蔵人たちが作るというこだわりも。

四万十町の魅力を全国へ

無手無冠が醸すのは、清酒だけではありません。全国的に知られている栗焼酎「ダバダ火振」は、栗の産地である四万十町の町おこしをきっかけに生まれたお酒です。地元産はもちろん、国産の栗をたっぷり50%も使用。栗の豊かな香りを封じ込めるように、低温でゆっくりと蒸留しました。角がなく、まろやかなやさしい飲み口が特長で、栗のほのかな香りを楽しめます。焼酎が苦手な方でも飲みやすいと好評です。
また、世界初の焼酎銀行である「四万十川焼酎銀行」を創設。閉店となった地元銀行をそのまま譲り受け、お酒・焼酎の展示販売を行っています。こちらで預け入れできるのは現金でなく“焼酎”。このような取り組みは、四万十町を日本全国へ発信する一端となっています。
“いい酒造りをしていくことだけではなく、地元・四万十の魅力を酒を通じて多くの方に知ってもらいたい。四万十の自然に、そして、そこで暮らす人たちに恩返ししたい。”という想いが「無手無冠」に携わる人・ものすべてに体現されています。

生産者情報

生産事業者名
株式会社無手無冠
生産者種別
焼酎
代表者名
山本 勘介
住所
〒786-0301 高知県高岡郡四万十町大正452
電話番号
0880-27-0316
創業年
1893年(明治26年)

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