岡村本家/滋賀県
江戸時代から変わらない「木槽搾り」
お酒本来が持つ風味がしっかりと残り、
やわらかな味わいのお酒が生み出される
安政元年(1854年)に創業した株式会社岡村本家では、木槽搾り(きぶねしぼり)という伝統的な製法で昔ながらの濃醇なお酒が生み出されます。
てまひま掛けて素材を大事にする製法を守り続け、お米の味わいが最大限に引き出されたお酒は大切な方への特別なプレゼントに最適です。
こだわり抜かれた
原料・仕込み・伝統の技
酒蔵「岡本本家」があるのは、滋賀県の酒造好適米の産地でもある吉田地区。もちろん地元の契約農家の米100%にこだわっています。
もろみを一枚ずつ酒袋に入れて木槽の中に積みかさね、ふたを乗せたその上に非常に重い木片をいくつも積みあげ、その上から圧力をかけてお酒をしぼりだす、こだわりの「木槽搾り(きぶねしぼり)」は、江戸時代からある伝統的な製法です。
「ヤブタ」と呼ばれる機械をあつかう製造法がほとんどの現代でも、普通酒から大吟醸まで、すべて木槽搾りで行うのは、しぼる際に与えるお酒へのストレスが軽減されると言われており、お酒が本来持つ風味がしっかりと残り、やわらかな味わいのお酒ができるから。
精米歩合ごとにそれぞれ違う
味わいのお酒を楽しめる
近年は端麗辛口が好まれるようになっており、精米歩合が低いお酒が多い傾向ですが、岡村本家では「お米の味わいを大切にした、昔ながらのお酒を大事にしていきたい」という想いから精米歩合を80~90%でつくりつづけています。
『金亀 白80』はまさにこだわりのお酒で、精米歩合80%、お米の素朴な味がしっかりと出ており、甘酒を飲んでいるかのような濃醇な甘み、そのなかに酸味もバランス良くあり雑味のない味わいぶかい純米酒。『金亀』シリーズは精米歩合40~90まで、精米歩合ごとにそれぞれ違う味わいのお酒を楽しむことができます。飲みくらべて自分好みのお酒を見つけるのもいいかもしれません。
お酒を飲んで心より楽しんでほしい、
笑顔でいてもらいたい
6代目岡村博之さんは以前、「今のままでいいのか?」と思い悩んだ時期があったそうです。
そんな中、お酒を囲んでいた時、話が弾み、笑顔がこぼれるのを目の当たりにし気付いたのが、1杯500円ほどのお酒がもつ人を楽しませる力。「自分にはみんなを楽しめるお酒を造り、守り続けていく必要がある」と、自然と迷いも消えたそうです。
90歳の方から「長生きできているのは、このお酒を毎日飲んでいるおかげだよ」と嬉しい言葉を頂くように、お酒は適量であれば健康や美容に良いモノ。
お酒を飲むことで“元気になってほしい”“楽しんでもらいたい”“笑顔でいてもらいたい”そんな優しい心が詰まった『金亀』。ぜひ、大事な人と心から味わって楽しんでください。
生産者情報
- 生産事業者名
- 株式会社岡村本家
- 生産者種別
- 清酒
- 代表者名
- 岡村博之
- 住所
- 〒529-1165 滋賀県犬上郡豊郷町吉田100番地
- 電話番号
- 0749-35-2538
- 創業年
- 安政元年(1854年)