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【基礎知識】桜の季節・春にピッタリなピンク色のワイン=ロゼワイン

🌸桜の季節、今年はピンク色のお酒で楽しんでみませんか?

気がつけば、3月も後半。季節は春。
今年は暖かい日が多く、日本中が待ちに待っている桜の開花宣言も例年よりかなり早いそうで、
東京はすでに3月14日に開花となりました。
早く満開の桜が見たい!

今年は色々と大変な状況で、大々的な花見宴会は自粛・規制があるため、例年通り桜の木の下でというのは難しいようですね。
これからは暖かい日が続き、散歩するにはとても気持ちいい季節ですので、
ご家族と、ご友人と、大切な人とゆっくり桜を眺めながらの散歩・・・・・・というのも良いかもしれません。

とは言っても、青空と桜のピンクのコントラストの下、美味しいお酒とおつまみにを片手に楽しみたい!のが本音です。
そこで、今年は趣向を凝らして、お家の中で楽しむことをご提案いたします。
花屋で桜を一枝購入し、
美味しいおつまみと一緒に用意したいお酒は、春らしいピンク色の「ロゼワイン」なんていかがでしょう?

ピンク色に囲まれての家飲みも、いつもと違って華やかな気分になれると思いますよ。

 

✓ロゼワインとは?

ワインには、大きく分けて「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」「スパークリングワイン」の4種類があります。
「ロゼワイン」の特長といえば、やはり美しい色。ロゼとは、フランス語で「バラ色」を意味します。また、「ピンク」とも称されます。
その色調はサーモンピンクから、赤に近い濃いピンク色まで、カラーバリエーションは様々です。なんといっても、女子心をくすぐられる色ですね。

なぜ「ピンク」色になるのかとういと、その製法に秘密があります。一般的な製法として、赤ワインと同じように黒ブドウの果汁を使用し、発酵途中で果皮を取り出します。赤ワインの場合は、そのまま果皮ごと発酵するため果皮の色が赤ワインの色素を生み出しているので赤くなるというわけですが、発酵途中で取り出すことによって、赤と白の中間色の淡い色に仕上がります。これが、「ロゼワイン」です。
味わいは、すっきり爽やかな白ワインと果実味をしっかり感じる赤ワイン、両方の特長を兼ね備えており、口あたりが良くスッキリとしたフルーティーなものが多く、ワイン初心者でも気軽に楽しめます。

果汁の色合いがピンク色になったところで果汁のみ引き抜いて発酵させ、ロゼワインに仕上げますが、この後の製法により色調の濃さに違いがでてきます。その製法・醸造には大きくわけて3つあります。

●赤ワインのような製法

黒ブドウを破砕・除梗し、果汁と果皮・種を一緒にタンクに入れ、果皮から色素を抽出します。
ショート・マセレーション」製法・・・・・・ロゼワインの中では一般的な製造法。短時間の発酵で果汁の色合いがピンク色になった果汁のみを引き抜き発酵して仕上げる製法。色合いは中間的なピンク色が特長。

セニエ」製法・・・・・・「セニエ」とはフランス語で「血抜き」を意味する醸造法。赤ワインを醸す過程で、短時間発酵をしたあとで果汁の一部を抜き取る作業のことですが、この一部抜き取った果汁をロゼワインとして発酵して仕上げます。色合いは濃いピンク色となります。

●白ワインのような製法

黒ブドウを破砕・除梗し、果皮やを取り除き、果汁のみを発酵させる「直接圧搾法」。この圧搾した時に果皮の色素が浸出され、ほんのりピンク色がつきます。淡いピンク色のロゼワインはこの製法で仕上げられています。

●その他

黒ブドウと白ブドウを混ぜて製造する「混醸法」や、フランス・シャンパーニュ地方のみで認められている製法で、白ワインと赤ワインの原種をブレンドして造る「ブレンド法」があります。

 

✓ロゼワインをより美味しく楽しむには?

製法により、味の濃さや酸味が異なってくるので、飲み頃温度も微妙に違います。辛口ロゼワインは、7~10度で、冷蔵庫であれば3~4時間ほど冷やしてよりキリっと。甘口ロゼワインは、甘さを楽しみたいのならば冷やすのもそこそこに、食事と楽しむのであればしっかり冷やすことで甘みが残り過ぎず美味しく感じられますよ。
ワイン単体でももちろん美味しいのですが、せっかくですからワインに合うおつまみ(グルメ)と一緒に楽しみたいところ。
では、口あたりが良くスッキリとしたフルーティーなものが多いロゼワインには、何がペアリングするのでしょうか?

◎色調から選ぶのがポイント

ロゼワインの色合いから、ピンク色の食材(サーモン・ベーコン・ハム・豚肉・鶏肉・えび・かに)などと相性バツグンです。洋であれば、チーズやトマトソース、和であれば、しょうゆ、味噌などの濃いめの味付けにもマッチします。

例えば和食で考えると、淡いピンク色は和風だし系、しょうゆベースでもあっさりとした料理、お刺身など。濃いピンク色はしょうゆや味噌などで煮込んだもの、脂っこい唐揚げ、餃子もいいかもしれません。
洋食では、淡いピンク色は生ハムを使った料理やマリネ、アクアパッツァなど。濃いピンク色は濃厚なトマトソースの煮込み料理、トムヤムクンやエビチリなどもマッチします。

 

✓可能性は無限大。

ロゼワインにはそのまま飲んで楽しむだけではなく、アレンジをしてひと味違った飲み方もできるのも魅力の一つです。ここでは、お家で簡単にできるロゼワインを使ったカクテルをご紹介♪

●「サングリア」・・・好きなフルーツとライム、ミントを入れるだけ!色とりどりのフルーツは見た目も華やかに
●「フローゼ」・・・これから夏にかけてピッタリなロゼワインを凍らせてイチゴやグレープフルーツジュースを加えてフローズン状にしたカクテル
●「ロゼ・マルガリータ」・・・テキーラ、ロゼワイン、塩(一つまみ)、砂糖、レモンジュース *ガムシロップ(甘めが好きな方)
●「ロゼ・ワインクーラー」・・・ロゼワイン、イチゴ、ミントの葉、砂糖、氷
●「ブラックローズ」・・・ロゼワイン、ウォッカ、ライムジュース、ブラックベリー、ガムシロップ
●「ロゼ・パンプルムース」・・・ロゼワイン(もしくはロゼスパークリングワイン)、グレープフルーツジュース、ハチミツ(お好みで)
●「桜ワイン」・・・ロゼスパークリングワイン、桜花蜜漬けシロップ
●「ターキッシュ・ハーレムクーラー」・・・ロゼワイン、トニックウォーター、カットレモンまたはレモンシロップ

この他にも、様々なカクテルがあります。自分だけのオリジナルカクテルを作るのもおもしろいかもしれません!

 

✓世界でも注目を浴びているロゼワイン

アメリカをはじめ、ロゼワインの本場フランス、イギリス、香港など、世界中でロゼワインが大注目を集めています。
様々な料理にペアリングしやすいということが、その大きな魅力の一つかもしれません。
いろいろと試して新たなペアリングを発見するのも楽しいかもしれませんね。

春にピッタリな心をほっこり、ハッピーにさせてくれる桜色の「ロゼワイン」。お花見だけではなく、卒業、入学、新生活に向けての歓送迎会などのイベントが盛りだくさんの季節ですので、ぜひ今年の春は「ロゼワイン」と一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

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