請福酒造/沖縄県
石垣島が誇る70年の伝統と数々の受賞
その過去に甘んじない醸造への意欲が
今日も愛され続けている証
昭和24年の創業以来、島人に愛され続けて70年。
石垣島が誇るトップメーカー「請福酒造」は、伝統を重んじながらも現状に満足することなく、日々新しい手法を取り入れ、今日も石垣島を越えて新たなファンを獲得し続けています。
その次なるファンは、あなたかもしれません。
古酒にするための泡盛造り
美味しい古酒を造るため、長期熟成に耐えうる「力のある原酒」を造る。
原料米と仕込み水はもちろん、熟成環境に至るまで、原酒の成り立ちから考え抜いています。
なかでも、泡盛づくりの最後の仕上げともいうべき「蒸留」には特にこだわっています。
ボイラーの蒸気での蒸留が主流となった現在ですが、請福酒造では「直火釜蒸留法」を用いています。
酒の原料となるもろみを入れた釜のひとつひとつ火を丁寧に火力調整し、釜に直接炎をあててもろみが焦げないようかき回し、じっくりと時間をかけて造る。職人の手による伝統的製法により、一滴一滴と生み出される泡盛には、お米の甘みと香ばしさ、旨み、そして匠の技が封じ込められています。
「三年古酒」へのこだわり
泡盛は、寝かせれば寝かせるほど味も香りもまろやかになるといわれています。沖縄では寝かせた泡盛を古酒(クース)と呼び、珍重してきました。
泡盛に含まれる成分そのものが長期熟成することによって、作りたての泡盛にはない香りを醸し出すのです。
市場に出回っている大半の古酒には、古酒に「一般酒」と呼ばれる貯蔵3年未満の泡盛や、違う年数の古酒がブレンドされています。
請福酒造では、3年古酒を造るための泡盛を他の泡盛とは一切ブレンドせずにじっくりとタンクで熟成しています。
この、こだわりが詰まった贅沢な味わいと香りを、存分にお楽しみください。
受賞に甘んじない姿勢は
これからも続く
請福酒造は、品質が優秀な沖縄県の泡盛製造場などを表彰する「泡盛鑑評会」にて「沖縄国税事務所長賞」を4度受賞。
泡盛を用いた梅酒造りでは、梅酒の全国大会でもある「天満天神梅酒大会2010」において、5位入賞。
他にも、「請福ファンシー」は春に飲むと花粉症に効く!?と噂の泡盛として、多数のメディアに掲載され問合せが殺到しました。(医学的根拠はありません。)
しかし、私たちはこの現状に甘んじていません。泡盛の蒸留工程を含んだ沖縄県産初めての醸造酢を生み出し、特許を取得しました。蒸留を経て生まれるコクと旨みを持つ特別な醸造酢です。
泡盛においても、原料米のほぼ100%のシェアをもつタイ米ではなく、地元の米「八重山」を100%使い、島の水と島の杜氏の技による泡盛も手がけています。
泡盛の製造技術は日々向上し続けています。
今後も、私たちは新しい方法を取り入れ、より良い商品をお客様に提供していきます。
生産者情報
- 生産事業者名
- 請福酒造有限会社
- 生産者種別
- 単式蒸留しょうちゅう(泡盛)
- 代表者名
- 漢那 憲隆
- 住所
- 〒907-0243 沖縄県石垣市宮良959
- 電話番号
- 098-875-9323
- 創業年
- 昭和24年(1949年)