【二日酔い・飲み過ぎ予防対策!】お酒と楽しく付き合う
暦はもう11月。すっかり朝晩寒くなり、だんだん秋から冬の雰囲気になってきました。
11月第3週の木曜日は待ちに待った“新酒ヌーボー解禁”!!
そして、早いところでは11月下旬以降から忘年会シーズン到来。
12月はクリスマスという子どもも大人も大好きなイベントが待ってます♪
そう、お酒を飲む機会が増える季節にもなりました。
ここで、お酒好きなら頭を悩ませる問題・・・・・・「飲み過ぎ」「二日酔い」です。
後悔しませんか?私はついハメを外して飲み過ぎた翌日は「飲み過ぎた~最悪だ~」という後悔の念に嘖まされます。
なぜお酒を飲むと二日酔いになるのでしょうか?
「飲み過ぎ」「二日酔い」をなんとかして防ぎたい!最後まで楽しくお酒を飲みたい!と誰しも思うことは同じです。
二日酔いの原因
人間の体がアルコールを摂取すると、アルコールが胃と小腸から血液中に流れます。摂取したアルコールはアセトアルデヒドと呼ばれる有害物質に変化し、血液がアルコールを運んで最終的に肝臓にたどり着いて分解され、酵素で無害化されることが一般的です。しかし、アルコールを過剰摂取すると体内でアセトアルデヒドを無害化できなくなり、体内に蓄積。「二日酔い」とは、多量のアルコールを摂取することにより、肝臓で分解できなかったアルコールが体内で引き起こすことが原因です。
分解できない量のアセトアルデヒドが血液中に戻り、体内を循環することで、無害化される前のアセトアルデヒドも同時に戻ってしまうことで、二日酔いの症状が起こるというのが仕組みです。
主な症状は、「頭痛」「だるさ」「吐き気」「嘔吐」「喉の渇き」など。またアルコールには利尿作用があるため、脱水症状になるケースも。
「二日酔い」からおさらばすべく、お酒を飲む前、飲んでいる間、飲んだ後、どのタイミングでも二日酔いを予防できる方法があるのでご紹介します。
「飲む前」
アセトアルデヒドの分解をサポートする栄養ドリンクとして人気があるのはウコンドリンク。分解を促進する効果もあるため、飲んだ後にウコンドリンクを飲むのも期待できます。
また、空腹時にいきなりアルコールを摂取するとアルコールが吸収されやすくなり、酔いが回るのも早くなります。ですので、まずは軽く何か食べておくといいかもしれません。
「飲んでいる間」
➀二日酔いになりにくいお酒を選ぶ
一般的に日本酒やワインなどの醸造酒と呼ばれるお酒は、ウイスキーやブランデーのような蒸留酒より二日酔いになりやすいと言われています。
蒸留酒は醸造酒で造ったお酒を蒸留して造ったお酒のことで、蒸留することにより不純物が取り除かれるため、醸造酒に比べて蒸留酒はなりにくいとされています。ということで、焼酎、ウイスキー、ジン、ウォッカ、ラムなどを飲むのがおすすめですよ。
・・・・・・とはいえ、飲み過ぎないように!
②水を飲む
アルコールばかり摂取するのではなく、水やソフトドリンクなどアルコールと同等の量を摂取するように心掛けましょう。血中アルコール濃度を薄め、アルコールを体外へ排出しやすくします。
③おつまみを食べる
アルコールの吸収スピードを抑えるためには、同時に食べ物を摂取することが大切。空腹にならなければどのような食べ物でも効果的ですが、特に摂取したい以下の食べ物がおすすめです。
・チーズなどの乳製品。
・枝豆や豆腐などの良質なタンパク質を多く含むもの。
・アセトアルデヒドを分解するゴマを使った料理。
・しじみやたこ、いかなど、肝機能を高めるタウリンやオルニチンを多く含む食材。
④ゴクゴクではなく、チビチビと。
乾杯時や最初の一杯は喉が乾いているため、ついついゴクゴク・・・・・・プハーっとやりがちですよね。また、飲み放題となると、ここぞとばかり飲むペースも早まりがちになりませんか。急に体内にアルコールを多く摂取してしまうと酔いの回りも早くなってしまいます。酔ってしまい具合が悪くなってしまったら、せっかくの楽しい時間も台無しです。
お酒はゆっくりゆったり楽しんでこそ、おいしいもの。時間をかけておつまみをつまみながらゆっくり飲みましょう!
「飲んだ後」
アルコール分解を促すため、飲んですぐに寝ないこともポイントです。確かにお酒を飲むと心地良い睡魔がやってきますが、ここで寝てしまうと内臓機能も休んでしまうため、より二日酔いになりやすいと言われています。
また、飲んだ後でも効果的とされているのが、水分を多く摂取すること、肝機能に良いとされているしじみの味噌汁を飲むのも◎。アルコールを摂取した後は脱水状態になっているので、水分も塩分も一緒に摂取できるしじみの味噌汁の効果は大です。さらに、アセトアルデヒドの分解を促進するためには、ビタミンCと果物に含まれる糖を摂取する方法が効率的であり、ビタミンCと果糖の2つが含まれているオレンジジュースは、二日酔い予防に最適です。
まとめ
二日酔いになる人、ならない人と個人差がありますが、ともあれ一番の予防は「飲み過ぎないこと」です。
これから楽しいイベントが目白押しの11月、12月を、「飲み過ぎた~」という思い出にしないためにも、ほどほどに、ゆっくりお酒と付き合っていきましょう!