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まるき葡萄酒/山梨県

創業以来、食事に合うワイン造りを目指してきた
伝統と革新を併せ持つワイナリー

山梨県甲州市勝沼町に、現存する日本最古のワイナリーとして知られる「まるき葡萄酒株式会社」があります。
「ぶどう本来の特性を生かしたワイン造り」を目指し、また、「ワインと料理とのマリアージュ」にこだわり、素材の味を壊さず料理を引き立てられるワイン造りを心がけているワイナリーです。
どんな料理ともマリアージュできる「まるき葡萄酒」のワインは、私たちの毎日の食卓に華を添えてくれること間違いなし!

温故知新で生まれ変わった
「まるき葡萄酒」

1877年、「まるき葡萄酒」の創業者 土屋龍憲はワイン醸造技術習得のため、日本人で初めてフランスへ渡航。栽培・醸造技術の習得はもちろん、ワインとフランス料理とのマリアージュに大きく感銘を受けました。「フランスワインがフランス料理に合うように、甲州ぶどうが和食に合わないはずがない」という想いで、日本固有種「甲州」を用いた「日本ワイン」にこだわり、研究を重ねてきました。

1891年に前身の「マルキ葡萄酒」設立。現存する日本最古のワイナリーとして知られています。2013年に現社長へと代替わりし、今までの輸入果汁を使用したワイン造りの方針から、「自社畑で造ったブドウでワインを造りたい」という想いのもと、栽培数や契約農家を増やして日本ワイン造りへと方針がシフトしました。

世界基準である750mlサイズやスクリューキャップを取り入れるなど改革を実施。また、「ぶどうの葉」をモチーフにしたラベルへと統一しました。ぶどうの葉は原産地の気候や風の強さにより品種ごと少しずつ形が違います。各ぶどう品種に敬意を表して葉をラベルに取り入れ、ぶどう造りからワイン造りまでの誇りと責任を表わしています。

自然環境に配慮したワイン造り

見晴らしの良い畑には羊が8頭放牧されています。ワイナリーに羊がいるのは山梨県内ではここだけ。なぜワイナリーに羊が?と疑問に思うかもしれません。

「環境にやさしく自然を破壊しない」という考えに基づき、羊を畑に放し土地循環を起こす「サスティナビリティ」を開始しました。
羊は雑草を食べてくれます。地表を掘り起こしながら食べ回ることで表土が耕され、また羊の排泄物が健康的な自然の肥料となり土壌の状態が良くなります。これが土地循環です。

さらに、「不耕起草生栽培」を実施。畑にぶどうの木とさまざまな雑草を増やすことにより、土壌の中で微生物が増加し土壌の水分バランスや害虫を抑制する効果を目的としています。また、雑草とぶどうの根が競合することにより、ぶどうの木の生命力を高め、持続可能な生育環境を整えることを目指しています。ワイン造りを通して、美しい自然環境への配慮を心がけています。

すべては「ワインのため」に
醸造家の熱き想い

ワイン造りは、毎年気象条件などが異なり、その場その時に合わせベストの方法を選択することになります。その選択基準は、「社会によって」「自分にとって」ではなく、最優先はいつも「ワインのため」になることを考えて真摯に取り組んでいます。

ぶどうの品種により圧搾機械を変えたり、醸造タンクにおいてもぶどうの品種に合わせてステンレスタンクや木樽と使い分けています。特に木樽にはこだわりを持ち、225ℓのボルドータイプ、228ℓのブルゴーニュタイプ、アメリカ産樽など、造りたいワインの種類によって樽も使い分けています。「ワインのため」にベストな方法での醸造をつねに心がけています。

地下の貯蔵庫には約3万5千本もの古酒(一升瓶)が壁一面に見渡す限りずらり。床下に地下水を通しているため、夏場でもとてもひんやりとして涼しい。この古酒をうまく利用する方法を醸造家の薬袋氏は、日々研究しているとのことです。
貯蔵庫には見学者のためのおしゃれなテイスティングルームも完備。ぜひワイナリー見学で訪れてみてはいかがでしょうか。

生産者情報

生産事業者名
まるき葡萄酒株式会社
生産者種別
ワイン醸造
代表者名
清川 浩志
住所
〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488
電話番号
0553-44-1005
創業年
明治24年(1891年)

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