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サンサンワイナリー/長野県

次世代の子供たちに残したい美しい環境を育む
社会にやさしいワイナリー造りを目指して

長野県塩尻市と諏訪市を結ぶ中山道の峠道、塩尻市の街並みを見下ろす傾斜の先には北アルプスの山並みが一望できます。その風光明美な場所に「サンサンワイナリー」はあります。広大なヴィンヤードで大事に育てられたぶどうを使用し、ぶどうの収穫から醸造まで一貫した衛生管理の下、安心・安全で高い品質のワインが生まれています。

持続的な地域の環境保全と
振興の実現

長野県の中部に位置する塩尻市は、かつては中山道があり、昔から交通の要所とされていました。1890年にぶどうの栽培が始まったことが、ここ塩尻が日本ワインの産地の一つとして誕生したことへと繋がります。1897年にワインの醸造も始まり、1989年開催の「リュブリアーナ国際ワインコンクール」で受賞、翌年も二年連続で受賞したことで世界的なワインの銘醸地としてワイン愛好家に塩尻の名が知られるようになりました。

サンサンワイナリーを経営する社会法人サン・ビジョンは、「次世代の子供たちに残したい美しい環境を育む社会にやさしいワイナリーをつくること」という想いのもと、2011年に塩尻にヴィンヤードを整備しぶどうの樹を植栽したことがサンサンワイナリーの始まりです。

ワイナリーが位置する場所はかつて荒れ果てた耕作放棄地。ワイン造りを通して、このような土地の環境保全と振興を持続的に実現できる場と考え、立ち上げました。
ワイナリーはワイン醸造だけの場所ではなく、地域文化を育む起点となり、やがては高齢者や子供たちにとっても、癒しや安らぎの場所にしていくことが目標です。

大切なのは、
その土地の個性を活かすこと

ぶどうは育つ土地によって味わいが異なります。同じ場所にあるぶどう畑でも、土壌の違いや水はけの仕方、陽ざしや風向の流れも変わります。

サンサンワイナリーが大切にしていることは、ぶどうの育つその土地が持つ特性を見抜き、そのぶどうにあった栽培法とワイン造りを行うこと。一年を通じて日々変化する環境を見極め、その土地に最適で健全なぶどうを育てています。健全なぶどうが美しい色合いのおいしいワインに生まれ変わるために、収穫したぶどうを搬入する瞬間からワインとして出荷される最後の瞬間まで、衛生的で清潔な状態を維持することに徹底的にこだわっています。

自社の柿沢ヴィンヤードではメルロー、シラー、シャルドネを栽培しています。「シャトーサンサン メルロ 2017」は日本ワインコンクール2019銅賞受賞。「シャトーサンサン シャルドネ 2017」はジャパンワインチャレンジ2019銀賞、インターナショナルワインチャレンジ2020銅賞を受賞するなど、世界でもその実力が認められています。

ワイン造りを通して、
地域ブランドの創造を目指す

もう一つワイナリーが目指していることがあります。ワイン造りを通して、農業と福祉と地域との連携を持続的に行うこと。

自社畑で収穫できるぶどうの数だけでは、十分な量のワインを供給することは不可能です。その不足するぶどうを補うには、地元農家の方々の協力が不可欠となります。質の高いワイン造りに適した原料栽培の情報を共有し、パートナーとして信頼関係を築いています。また、地域の障がい者就労支援事業所の方々とぶどうの栽培を行うことで就労機会の創出をしています。

遊休荒廃地の活用、農家の方々とのパートナー関係、障がい者支援といった連携を持続的に実現していき、地域の新しいブランド創りを後押ししていくことで、この地域だからこその豊かな文化が形成されていくと考えています。

生産者情報

生産事業者名
社会福祉法人サン・ビジョン (サンサンワイナリー)
生産者種別
果実酒
代表者名
理事長 唐澤 剛
住所
〒399-0722 長野県塩尻市大字柿沢日向畠709-3
電話番号
0263-51-8011
創業年
平成23年(2011年)

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