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高知県南西部に位置する宿毛市に蔵を構える「株式会社すくも酒造」では、地元を活性化させたいという想いから酒造りと、遊休農地を活用したさつまいもの生産を手掛けています。すくも酒造が醸し出す『土佐藩』は、宿毛市推奨品として認定された市を代表する芋焼酎。契約農家が生産し、朝早くから掘った黄金千貫(さつまいも)を工場に運び、その日の昼間には仕込む独特の製法「朝堀り昼仕込み」にこだわっています。割水には地元の天然水「医法山(いのりやま)の水」を使用することで、新鮮な芋でしか味わえない芋本来の旨み・香りが凝縮され、風味豊かな味わいを生み出しています。麹は白麹と黒麹をブレンドすることで、白麹らしい爽やかな口あたりと、黒麹らしいコクと深みのバランスが取れた飲み心地の良い芋焼酎に仕上がります。

『土佐藩』とペアリングしてお届けするグルメは、高知県内でのみの改良種 褐毛和種高知系「土佐あかうし(土佐褐毛牛)」の『バラすきやき用』。全国的にも珍しい褐毛の和牛で、明治時代から長い年月をかけて改良を重ね、現在飼育頭数はわずか2,400頭という希少な和牛です。土佐あかうしのバラ肉をすきやき用にスライスし、赤身とサシのバランスが良いのが特長です。程よい脂は口どけ良く、濃いめのすきやきのタレと合わせても重た過ぎません。脂っこくないことで、『土佐藩』のコクとまろやかな風味がさらに引き立ちます。大切な方へ選んでみてはいかがでしょうか。 (※頭数は、令和2年2月高知県畜産振興課調べ)